上司、同僚、後輩に囲まれ、組織の中央に位置しているのが中堅社員です。つまり、本人にとっても会社にとっても1つの節目に立っているわけです。実務のベテランで第一人者の意識が強くなり、自分なりにやっていく自信もついてきますので、今後の方向を自分で見つけだす機会が必要とされています。中堅社員は、組織の一員であることを正しく認識することが必要となります。職場のベテランということから、ともすると独断専行の行動をとってしまい周囲への配慮に欠けることはないか、注意してみることが大切ですし、また、上司とのトラブルを抱えやる気を失っている場合もあります。多くの場合中堅社員の抱える問題こそ、企業全体の問題であるといえます。
そこでこの研修を通して中堅社員の役割と行動を明確に理解し、認識することが必要です。 |