企業の発展の大きな要因に社員の活性化があげられます。
そのためには、社員個々人の能力の開発とその能力の活用、そして各人の納得のいく公正な評価・処遇を行える環境作りが必要となります。
現在、人事制度の流れは、より能力や業績に強く連動した賃金制度となっています。しかし、どんなに立派な制度が出来てもその運用・決定方法が明確でなければ 社内のコンセンサスは得られません。
人事考課とは管理者の当然の職務(部下能力把握と育成)であり、分析的に評価をし、部下の良い点・悪い点を把握し、指導・育成することが本来の目的であります。
そのためには、まずは自社の基準の確立、考課者の考課・育成レベルの向上、考課者間の評価基準のすり合わせは絶対不可欠なのです。
人事考課者訓練を行うということは、考課の基本的ルールを理解することはもちろんですが、同時に考課者に"評価をする・育成をする"ということに対しての責任の重さに気づかせることにもなり、管理者教育の一貫としても非常に高い効果が得られます。 |