■ 評価のQ&A 6 |
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総合評価の評価数値が、どの様にして算出されるのかが判りません。 次のように算出いたします。 成績考課で目標管理をしている場合は各目標についてウエイトをつけ同じように点数化します。(5点満点になるように)
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先日、当社で賃金制度を見直すという話がありました。成果主義とか関連会社も見直したからとか、いろいろ理由を言っていましたがよくわかりません。経営者が賃金抑制のためにするのか、あるいは一つの流行で行うのかと、疑問に思いました。賃金制度を見直す理由や背景を教えてください。(isiseさんより) いろいろ考えられますが、主なものを下記にあげてみますので、参考にしてください。 1.バブル崩壊後の経営環境の悪化 = 右肩上がりの終焉
2.国際化による海外とのコスト競争 = 人件費が大きく違う 3.機械化,FA化,OA化による高技術化 4.賃金不均衡の解消
5.賃金の対する価値観の変化 6.働く人の価値観の変化 これだけ世の中の前提が大きく変わってしまったのだから、いろいろな仕組みを根底から作り直す必要性にかられている。 |
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先日、富士通が成果主義賃金を一部見直すという新聞報道がありましたが、日本で成果主義の賃金制度は本当に必要なのでしょうか? -------------以下、新聞の抜粋------------- 富士通は成果主義に基づく賃金制度の評価方法を一部見直す。 二つに分けて考える必要があると思います。 成果主義については、よいか悪いかは別にして、今の経済環境から考えると将来的に主流になっていくものと思われます。
ただ、それには前提があります。このホームページの「評価の基本」の「成果主義導入の前提」に書きましたが、その前提条件をクリアしないで、賃金制度だけ成果主義では、うまく行くはずがありません。 評価等の運用については、賃金の前に評価制度を明確にして、評価制度を先行実施することが必要です。そして評価の納得性を高めたうえで、成果主義の賃金に移行することが望まれます。 成果主義の評価となると、目標管理が主流となりますが、目標管理を十分理解し運用できない状態で、賃金に連動すると、目標管理自体が機能しなくなり逆効果になる恐れもあります。 結論として、成果主義がよいか悪いかということは別にして、成果主義的に考えていかざるを得ないと思われます。そのために、今のうちに評価制度を明確にして、納得性のある評価ができる状況を早く作る必要があるわけです。評価項目については、いきなり成果だけ、結果がすべてということではなく、プロセスや行動面の評価も行い、それぞれのウエイトを調整して、評価の精度にあわせてウエイトを変えていいク方法がよいでしょう。 少なくても、他社が成果主義を導入したから当社もそうしよう、などという考えではうまくいくはずがないと思います。
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「評価の基本2」の(8)の3項で、 能力考課ができない場合というのがあります。 与えた仕事によっては、能力の判定が出来ないことがあります。(評価の基本参照) ■ 同じ等級の場合で、今期能力が判定できる事実がなかった場合は、前回の評価をそのまま使います。 |
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社員50人ほどの工場を経営していますが、業績の悪化が続き、賃金の引き下げを検討しております。合法的に賃下げはできるのでしょうか?(ある経営者Pさんからの質問) 雇用契約も「契約」ですから、契約の中身である賃金などの労働条件を変更するには、原則として、使用者・労働者双方の同意が必要です。したがって、労働者の同意のない一方的変更は無効となりま。逆にいえば、双方が合意すればよいということでもあります。 賃下げや減給には次のようなものがあります。
今回の場合は上記の9に該当しますが、会社の状況をよく説明し、雇用の確保のために、「いたしかたがない」ということを納得してもらうことが必要です。
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