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トップページ評価の基本評価のQ&A人事制度の基本有名人の評価言いたい放題掲示板

   

  人事制度の基本 2

 
   

 6.賃金制度のレイアウト構築

 
   

  1.月例賃金

 基本給は生活保障の原則と労働対価の原則と分けて考える。
 生活保障の原則は年齢給が妥当か?
 労働対価の原則は何に連動するか?能力、努力、成果、役職?
 手当は取り外し可能が原則
  役職手当の取扱
 時間外手当の取扱
 家族手当の取扱
 その他

2.賞与

 賞与総原資の決定方法の明確化
   社員の努力や業績が賞与総原資にどのように反映するかを明確にする。

 個人への配分方法の明確化
   社員個人の努力や業績が個人の賞与にどのように反映するか明確にする。
   賃金に連動することがいいのかどうか。(何ヶ月)

 評価基準と評価方法の明確化
   社員の努力や業績をどのように評価するか明確にする。

 移行処置の検討
  
今までの支給方法と比較し、計算方法の変更による極端な増減がないように移行措置を検討する。(評価の結果による増減はあって当然である。)

3.退職金

 賃金と切り離した退職金制度
 別テーブル式、ポイント制、確定拠出式など
 評価をどこまで退職金に反映させるか。
 自己都合退職の場合の係数と早期退職優遇制度
 退職金の即時払い

4.時間外手当

 時間計算による割増賃金
 事業所外勤務のみなし労働適用
  開発設計業務の裁量労働
 企画管理業務の裁量労働
 管理職に対する管理職手当(賃金等)による充当

5.役職手当

 役職の責任を大きく考え、金額を高く設定する?
 役職は組織の都合でついたり離れたりするから、金額は低く設定する?
 賃金は等級で処遇し、役職についても特に手当はつかない?
  役職定年の設定と定年後の処遇

6.その他

 公的資格の取扱
 有給休暇の未消化
 その他

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 7.成果を上げるメカニズム

 
   

 成果をあげるために必要なもの(成果のメカニズム)は次のように考えることができる。

 1 適切な目標があること(目標設定と目標の事前評価)
 2 その目標を達成しうる職務能力があること(業務知識と技能)
 3 その目標を達成しようという意欲があること(責任性と積極性)
 4 目標達成のために合理的な行動をすること(コンピテンシー)
 5 目標の達成度合いが自覚できること(目標の達成度合い)
 6 自分の目標だけでなく組織の役割を理解し行動すること(規律性と協調性)
 

 

 

 

 

 

 

 

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 8.階層と評価項目

 
   

 上記「5.成果を上げるメカニズム」を考慮して評価項目を考えると次のようになる。

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 9.評価項目の内容

 
   

1 目標管理の目標内容   

目標の項目  

標準目標の内容

革新目標  

業績目標の中で、飛躍的な業績向上を目指すような目標。
飛躍的とは少なくても今までより20%以上の向上をいう。

業績目標  

結果を示す目標。
数値目標や「〜〜になっている状態」で示す。

活動目標  

期間中に行う活動や行動を具体的に示す目標。
何時までに行う。「〜〜を〜〜のレベルで行う」で示す。

修得目標  

活動目標の中で、上司援助を受け業務能力を高めながら仕事を遂行する目標。新入社員等に設定する。

2 意欲・態度の内容   

要素  

意欲・態度の各要素の内容

規律性  

会社の規則、上司の指示命令を遵守しようという態度、姿勢。

責任性  

自分の役割を自覚し、自分の仕事を最後まで行おうとする態度、姿勢。

積極性  

自ら進んで難しいものに挑戦しよう、改善しよう、提案しよう、自己啓発しようという態度、姿勢。

協調性

十分の責任を果した上で、同僚の手伝いなど組織全体にプラスの行動をしようとする態度、姿勢。

経営意識

自分の立場だけにとらわれず、会社全体を考えた態度、姿勢。
部分最適より全体最適を重視した行動、態度、姿勢。

  3 コンピテンシーの内容   

コンピテンシー  

コンピテンシー内容

コア・コンピテンシー

仕事を進めていく上で最低必要なコンピテンシー。
全社共通のもので、別表75項目から10個前後選定する。

職種別コンピテンシー

職種によって求められるコンピテンシーの度合いは違ってくる。
職種別に特に必要なコンピテンシーを、10個前後選定する。

マネジメント・
コンピテンシー  

管理監督者に求められるコンピテンシーを別途10個前後選定する。

  4 業務知識・技能の内容   

項目  

業務知識・技能の内容  

基本知識

仕事を進めていく上で必要な知識。
「商品名」「〜〜の知識」「〜〜本の内容」「〜〜マニュアルの内容」など。

技能  

仕事を進めていく上で必要な技能。
器具、機械の基本操作、応用操作、基本作業

技能検定

仕事を進めていく上で必要な資格や取得が望ましい資格、免許。資格名、免許の名前、講座名で表示する。

専門知識

仕事を進めていく上での専門知識。
その職種で特に必要な知識を示す。

専門技術  

仕事を進めていく上での専門技術。または、熟練技能。
高度な作業、仕事名で示す。

公的資格

仕事を進めていく上で必要な資格や取得が望ましい資格、免許。資格名、免許の名前、講座名で表示する。

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 10.評価制度の再構築(例)

 
   

  業績業績をあげるための合理的行動を評価の対象とする考え方をまとめてみました。
興味ある方はご覧ください。
 パワーポイントで作りましたので少し重いかもしれません。

 評価制度の再構築 

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