■ 源義経の人事考課 (考課日:2002/4/3) sasakiさんからの投稿 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.考課対象 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
壇ノ浦の合戦 |
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2.主な行動事実 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な行動事実。歴史上の事実による。
源氏の本軍を率いる範頼、義経の両人は正月二十九日、院の御所に参上して、平家追討のために西国へ発行する旨、奏上した。平家軍が福原まで戻って再び都をうかがうという情勢になったことを受けての行動である。
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3.人事考課の考え方 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.成績考課
職務基準は上司である兄頼朝からの勅命 「平家に庇護されている安徳天皇が持っている三種の神器を取り戻す事」である。 平家一門との戦いには完全に勝利したが、三種の神器は安徳天皇の入水の際に神剣を失ってしまい、取り戻す事ができなかった。 2.情意考課 上司からの命令「三種の神器奪回」をないがしろにし、合戦の勝利、平家滅亡を優先させたことから責任性はCと判定せざるを得ない。 3.能力考課 船の逆櫓をつけずに合戦に臨むなど、当時の常識を超えた判断により不利と思われた合戦に勝利しており、判断力はAと判断できる。 4.ウェイト 義経は鎌倉幕府(頼朝)の代官であり、源氏による平家討伐隊の最高責任者。結果が求められる職務のため、成績60%、情意20%、能力20%とする。 5.結論 源義経の壇ノ浦の合戦における人事考課は期待水準を下回る「C」と判断する。 |
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4.人事考課の結果 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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5.補足説明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
合戦における戦術・能力は天才である義経であるが、兄頼朝の鎌倉幕府構築という構想を理解していなかったために、目標を達成する事ができなかった。 現代でも、現場の仕事ができるいう事と企業全体の目的達成に貢献できる事で、相反する事がある。
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