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             1.成績考課 
             代表選考会の結果(200m1位)、およびA標準を突破している点をありのままにみると、日本選手としては申し分ない「A」または、オリンピックレベルとして期待通り「B」と判断できます。 
              大会が選考会であることを考えると、1位という事実は「A」と評価するのが妥当でしょう。 
              2.情意考課 
               大事な大会前に体調を崩したという点については、責任性にかけるという判断もできますが、それを理由に結果が出せなかったわけでなく、そのような悪条件でも1位という結果を出したわけであるから、責任性にかけるとはいえない。 
               代表選考会を軽視する発言については、他の選手への配慮に欠けるという意見もあるが、水泳は個人競技であり特にチームワークが求められるものではなく、評価には関係ない。(自分が1位になるための陽動作戦かもしれない。) 
      3.能力考課 
       代表選考会のときは体調を崩した中での1位は彼女の能力の高さを示している。成績考課が「AまたはB」であり、体調を崩してたという中間項を考慮すると能力考課は文句なく「A」となる。 
              4.総合評価 
               成績がAまたはB、情意がB、能力がAとなり、水泳が個人競技であることを考えるとそれぞれのウエイトは成績40%、情意20%、能力40%が妥当である。 
              したがって、これらのウエイトを考慮し100点満点にすると76〜68点となり、総合評価は「申し分ない「A」となる。 
             
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