■ 言いたい放題 30 | ||||||||
146.ニートの定義 | ||||||||
学校教育を受けず、働かず、職業訓練にも参加しない人のことを「ニート」と称するようになってきたが、その定義が色々あるらしい。
ニートとは、イギリスで名づけられたNEET(Not in Employment, Education or Training)のことであり、直訳すると「就業、就学、職業訓練のいずれもしていない人」という意味になる。 日本では、厚生労働省が2004年の労働経済白書で、「15〜34歳の非労働力人口のうち学卒、未婚で家事・通学をしていない人」と定義付けた。(2003年推計52万人) ところが、その厚生労働省が今年5月末に、「政府の統一見解」として、「@学籍はあるが、実際は学校に行っていない人。A既婚者で家事をしていない人」をニートに追加して、2003年推計を64万人に修正した。 一方、内閣府の有識者研究会は今年3月、厚生労働省がニートに含めていない「家事手伝い」も含めて総数約85万人(2002年)との推計を発表した。 同じ政府で、なぜ見解が違うのであろう。 もしかして、自分たちの主張により合致するように、その都度定義を変えているのだろうか? なお、「フリーター」はニートに含まれないそうだ。
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147.説得の留意点 | ||||||||
説得とは、「よく話し聞かせて相手に納得させること。」であり、その納得した方向に相手が変化した場合(行動した場合)、説得に成功した、と言う。
● 一般的な留意点 1. 送り手の信憑性が高いと、一般に説得の効果が高まる。 2. 説得される相手がその内容について、ほとんど知識を持っていない場合には、「良い面だけを提示する」ほうが効果が高い。 3. 説得される相手がその内容について、あらかじめ様々な知識・情報を持ってたり、教育水準が高い場合には、「良い面と悪い面の両方を提示する」ほうが効果が高い。 4. 弱い恐怖を喚起する場合は概ね効果的である。 5. 喚起される恐怖の度合いが強すぎると、説得者に対する反発やそのメッセージ自体に対する拒絶などから説得の効果が減じてしまう。 6. 説得しようという相手の意思が受け手に明確に意識されたとき、抵抗が生じたり、態度を硬化させたりする。
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148.乱闘手当 | ||||||||
勉強不足だった。1960年度から、国会職員に「乱闘手当」なるものが支給されていたのだ。04年度は、約1670人の職員に対し計約3億6400万円が支給されたということであるから、年間平均21万円くらいということになる。
時代にそぐわないということで、管理職は2006年度、一般職員も08年度から廃止するらしい。 参院職員にも同様の手当が支給されており、廃止する方向で見直しを進めているとのことだ。 「乱闘手当」は、「国会開会中に勤労の強度が著しい事務に従事した職員」が対象。委員会室などで、与野党議員の乱闘に巻き込まれる職員への危険手当の意味合いとして導入されたろうだが、実際には、部長以上の幹部を除く全職員に年1回、恒常的に支給されているのが実態らしい。 一回つけてしまうと、はずせないような手当は手当とはいえない。普通は、・・・・・。 今年度は支給されるようであるから、今年度中に国会乱闘をぜひ行ってもらって、その対応を見てみたいものだ。(平均21万円分に見合うかどうか)
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149.ザイアンスの法則 | ||||||||
ザイアンスの法則とは、
1.人は知らない人には、攻撃的、批判的、冷淡に対応する。 2.人は会えば会うほど好意を持つ。 3.人は相手の人間的側面を知ったときに好意を持つ。 というものである。 簡単に言うと、「人は、会えば会うほどその人に好意を持つ、知らない人には批判的、攻撃的になる。」ということになる。 この法則を「営業活動」に当てはめて考えると、取引したいという強い気持ち、あるいは役に立ちたいという気持ちを持って、御用聞きを継続すると好感度が高まり、提案が通りやすくなったり、何かと相談をされやすくなったりするということである。 これは、直接の面談だけではなく、電話・Eメール・FAX、あるいは葉書きなどでも同じような効果があるそうだ。 そう言えば、最近メールやブログでやり取りをしていると、実際には会ったことがないのに、すごく親近感を覚えるのも、「ザイアンスの法則」ということなのだろう。 |
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150.欠陥パソコン? | ||||||||
1.本当に欠陥かどうか、メールまたは電話で状況を確認する。 である。ところが、実際の対応は 1.私が購入したものと、「画像とはちがう」ようだとの対応。(別の画像を送ってやっと納得) 普通、自社製品を「欠陥」と言われたら、本当にそうか、お客の勘違いかを確かめるはず。全く状況確認をせず、送れ。送れないなら、受付担当者の対応が悪かったから、特別に修理に行きますとのこと。 自社製品に責任とプライドがあるのであれば、欠陥といわれたら、本当に欠陥かどうか、お客の誤解ではないか、もし欠陥なら、他の製品にも影響があるかもしれない、と考えるもの。ただ、修理すればよいというものではない。 よほど「欠陥扱いされること」に、慣れているのか、問題意識がないのか、あきれてしまう。最初から欠陥だといっているのに、欠陥のまま、何の対応もせずに1週間たってしまった。他にも同じような欠陥商品を作っている可能性もあるかも知れない。 ミス、失敗、欠陥など、全くゼロにはならないだろう。問題はそのようなことが起きたときにどのような対応をするかが、大事なのではないだろうか。 ちなみに、私のパソコンは素人が見ても、設計ミスか取り付けミスであることが容易に想像できる。 1.液晶画面を空けると、液晶画面の下側に枠の左側が手前に、右側が奥に力かかる。
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