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      言いたい放題 26  
    126.ラクを求める心  
     人は誰も「ラクを求める心」と「充実を求める心」を持っていて、それがいつも心の中で戦っている。  「ラクを求める心」が強すぎると、他人のことより自分のことを優先して考えるようになり、自分にとって利益がないことはやらないようになってしまう。仕事に関して言えば、ラクして得をとることばかり考えてしまう。生産性を上げるより報酬を得ることが目的になってしまう。

 逆に、「充実を求める心」が強いと、明確な目標に向かって自発的に毎日精一杯努力するようになり、大きな困難ほど充実感が強くなってくる。そして、協力し合える仲間がいて、その目標達成の喜びを仲間と共有できれば、さらに充実感は強くなる。仕事に関して言えば、目標達成のためには面倒なことでもやりたいと考え、働くこと自体に生きがいを感じる。

 ラクを求めれば求めるほど、ラクは遠のく  人間社会は他人に役に立つことによって報酬が得られるのであって、「ラクを求める心」に基づいた、自己中心的な行動では報酬を得ることはできないようになっている。

 充実を求めると、ラクは近づく  充実の心を満たすため、ラクを求めずあえて困難に立ち向かい、精一杯の努力をしなければならない。それによって自分の信用が高まり成果も高まる。結果的にラクに近づく。

  

 
    127.叱り方の考察  
    1.『叱る』と『怒る』を区別する

叱る 愛情を持って、厳しく注意すること。→ 時には必要
怒る 自分の感情を相手にぶつけること。→ これはいけない。
注意 傍らから気をつけるよう教えること。忠告。
促す 相手がそれをする気になるよう勧める。

2.叱る場面

@ 知らないでいけないことをしている、知らないで行うべきことをしていない。→ 注意する
A 気づかないでいけないことをしている、行うべきことをしていない。→ 促す
B 知っていながら、わかっていながら、いけないことをしている、行うべきことをしない。 → 叱る
 ・ 今いけない行動をしている、今いけない行動をしていたなど、行動に対して叱る。
 ・ 仕事の結果に対しては、叱らないで事情を聞き対策を立てる。そして、励ます。

3.叱り方

@ その場で即叱る  
 後で叱ったのでは、効果が薄い。即叱り即やめさせる。即叱り、即やらせることが大事である。
A 人を叱るのではなく、その行動を叱る  
 性格や人柄、人格、家柄、容姿、年齢、性別、などはまったく関係ない。

4.いけない叱り方

@ まとめ叱り
 その場その時点で叱らないで、叱るネタをためておき、何かの拍子にまとめて叱る
A 見せしめ叱り  
 その場その時点で叱らないで、会議など人が集まった席で叱る

5.上手な叱り方

@ 『叱ることは慈悲である』と考え勇気を出す
A 『叱る』と『怒る』を区別せよ
B 人を叱るな、行動事実を叱れ
C 一生懸命やって失敗した事については、叱る前によく聞け
D 手抜きや知っていながらのルール違反はその場で叱れ(現行犯)
E 叱るときは一度に一つ
F 日頃の信頼関係があってこそ、『叱る』が生きてくる

 

 
    128.中小企業の賃上げ率  
     連合(笹森清会長)は23日、05年春闘の重点課題として、統一指標を設けて取り組んだ中小労組の賃上げ交渉の中間集計を発表した。
 22日までに回答(1次回答含む)を引き出した中小企業(従業員300人未満)の組合は506で、賃上げ額は4809円(加重平均)、賃上げ率は1.83%だった。
昨年の同時期より額で365円、率で0.13ポイント上回った。

 産業別の賃上げ額は、製造業が4559円(昨年同時期比182円、0.07ポイント増)。産別のUIゼンセン同盟が事実上のベースアップ1000円を掲げた商業・流通が5833円(同1050円、0.38ポイント増)などだった。

 一方、大手や中堅を含めた全体の平均賃上げ額は5229円、賃上げ率は1.71%だった。

 

 
    129.今年は発光ダイオード型  
     今年の新入社員は「発光ダイオード型」。社会経済生産性本部の「職業のあり方研究会」が名付けた。電流を通す(ちゃんと指導する)と、きれいに光る(いい仕事をする)が、熱くはならない(冷めている)との意味という。結果を出す能力を備えているが、冷めた目で物事を見ていると分析した。

 まだ、今年の新入社員とは接していないが、なかなかうまいネーミングだと思う。

 過去の新入社員のネーミングを見てみると、当時の世相も感じられとても面白い。

入社年度 タ イ プ 特  徴
平成16年度 ネットオークション型 ネット上で取引が始まり、良いものには人気が殺到しさっさと売れる一方で、PR不足による売れ残りも多数。一方で、ブランド名やアピールに釣られて高値で落札したものの、入手後にアテが外れることもある。 
15 カメラ付きケータイ型 その場で瞬時に情報を取り込み発信するセンスや処理能力を持ち、機能も豊富だが、経験や知識がなかなか蓄積されない。また、中高年者にとって使いこなしきれない側面もある 
14 ボディピロー型(抱き付き枕) クッション性あり、等身大に近いので気分はいいが、上司・先輩が気ままに扱いすぎると、床に落ちたり(早期退職)、変形しやすいので、素材(新人の質)によっては、いろいろなメンテナンスが必要となる。
13 キシリトールガム型 種類は豊富、価格も手ごろ。清潔イメージで虫歯(不祥事)予防に効果ありそうで、味は大差ない。
12 栄養補助食品型 ビタミンやミネラル(語学力やパソコン活用能力)を豊富に含み、企業の体力増強に役立ちそうだが、直射日光(叱責)に弱く、賞味期限(試用期間)内に効果(ヤル気)薄れることあり。
11 形態安定シャツ型 防縮性、耐摩耗性の生地(新人)多く、ソフト仕上げで、丸洗い(厳しい研修・指導)OK。但し型崩れ防止アイロン(注意・指示)必要。
10 再生紙型 無理な漂白(社風押し付け)はダイオキシン出るが、脱墨技術(育成法)の向上次第で新タイプの紙(新入社員)として大いに市場価値あり。
9 ボディシャンプー型 泡立ち(適応性)よく、香り(個性)楽しめるが、肌(会社体質)に会わないこともある。石鹸(従来社員)以外に肌を慣らすことも必要。
8 床暖房型 断熱材(評価)いれないと熱(やる気)が床下(社外)に逃げる。
7 四コママンガ型 理解に時間がかからず傑作もある一方で市場にあふれているので安く調達できる。
6 浄水器型 取り付け不十分だと臭くてまずいが、うまくいけば必需品。
5 もつ鍋型 一見得体知れずで厄介だが、煮ても焼いても食えそう。
4 バーコード型 読み取り機(上司)次第で、迅速・正確・詳細な処理可能。
3 お仕立券付ワイシャツ型 価格高く仕立てに時間かかり、生地によっては困難。
2 タイヤチェーン型 装着大変だが、装着の具合次第で安全・駆動力OK。
元年 液晶テレビ型 反応早いが、値段高く色不鮮明。改良次第で可能性大。
昭和63年度 養殖ハマチ型 過保護で栄養分高いが、魚らしくピチピチしていない。
62 テレフォンカード型 一定方向に入れないと作動しないし、仕事が終わるとうるさい。
61 日替わり定食型 期待したわりには変わり映えせず、同じ材料の繰り返し。
60 使い捨てカイロ型 もまないと熱くならず、扱い方もむずかしい。
59 コピー食品型 外見のみ本物風で手間いらずだが、歯ごたえなく栄養も心配。
58 麻雀牌型 大きさと形同じで並べやすいが、中身はわからず。
57 瞬間湯沸かし器型 新式と旧式の二種類存在し、反応・熱意が正反対。
56 漢方薬型 煎じ方悪ければ、効き目なく副作用生じる。
55 コインロッカー型 小じんまりと画一的で、外見も反応もすべて同じ。
54 お子様ランチ型 何でも揃って綺麗だが、幼さ抜けず歯ごたえなし。
53 カラオケ型 伴奏ばかりで他と音程合わず。不景気な歌に素直。
52 人工芝型 見た目きれいで根が生えず、夜のネオンでよみがえる。
51 たいやきクン型 頭から尾まで過保護のアンコがギッシリ。
50 カモメのジョナサン型 群れから外れやすく上空からしらけた眼で見ている。一方でめざとい。
49 ムーミン型 人畜無害でおとなしいが、大人か子供か得体知れず。
48 パンダ型 おとなしく可愛いが、人になつかず世話が大変。

 

 

 
    130.儲かる営業の秘訣  
    1.値段を安くしない

 100円のものを1000個売るのと、1000円のものを100個売るのとどちらが楽か。値下げは一時的に売上は伸びるが、やがて破綻につながる。
 → 高く売る方法を考える。
 ・ オリジナル商品を売る 同じものなら1円でも安い方を選ぶ。中身が違えば比較はできない。
 ・ 高く売る演出をする 値打ちをつけてみせる。
 ・ サービスを売る サービスは仕入れがない。

2.営業効率をよくする

 営業マンはむやみに走り回らない。買う気のないところへいっても注文はもらえない。注文のもらえるところへだけ行けば営業効率はよくなる。
 → 行く前に買うか買わないかを見極めて、買ってもらえるところへだけ訪問する。
 ・ 買う気があるところを効率的に見つける。(DM、FAX、メール、HPなどの反応)
 ・ 反応のあるところのアプローチ(サンプル送付、電話での説明など)
 ・ これで見極め訪問するかしないかを決める

3.顧客を選択する

 わがままな顧客とは取引しない。いい客はどうかは利益をもたらしてくれるかどうかで判断する。
 → 売上の割に手間がかかる。すぐ呼びつける。資料提供が頻繁。値引き圧力が強い。
 ・ その時間は新規の顧客開拓に努める。
 ・ 売り手と買い手は対等である。偉そうなことをいう買い手は切る。
 ・ お客に振り回されないように事前に手を打つ。

4.人間関係が売上に結びつくとは限らない

 必要なものは知らない人からでも買う、必要でないものは友達からでも買わない。
 → 大事なのは必要としている人を見つけることであり、必要だと思ってもらうことである。
 ・ 顧客と必要以上に親密になると「利益の追求」が甘くなる。
 ・ 顧客と必要以上に親密になると余計な仕事が増える。
 ・ 顧客と必要以上に親密になると顧客はわがままを言いやすくなる。