■ 言いたい放題 15 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
71.安易な配転命令にクギ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
河北新報(2002年11月16日)によると、「ノルマ達成率の低さを理由に配転され、給料がいっきに半額になってしまった仙台市の男性会社員(44)が、会社に給料差額の支払いなどを求めた裁判で、仙台地裁は15日までに、その主張をほぼ認める仮処分を決定した。」とのことである。
以下、内容は次の通りである。
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72.顧客評価を給与に反映 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
読売新聞(2002年11月17日)によると、「損害保険大手の損害保険ジャパンは来年度から、社員の事故対応に対する顧客の評価を点数化し、年収に反映させる給与体系を導入する。」とのことである。
以下内容は次の通りである。 顧客評価の整合性に問題があるであろうが、顧客に接する社員の意識は大きく変わるであろう。いい方に変わればいいのだが、・・・・。 |
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73.好き嫌いによる評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
人事制度の説明会をすると、よく「上司の好き嫌いにより評価されるのではない」という不信感を持ち、質問や反対意見を言う人がいる。 確かに人間が行う以上、そのようなことは考えられるが、それらを極力排除するために、考課者訓練を実施したり、目標管理を導入し客観的に評価できるようにするわけである。 しかし、それでも「好き嫌いの感情が入るのではないか」と納得しない人がいる。 多分、過去によい評価を受けたことがなく、それは上司の「好き嫌い」のせいだと思っている人であろう。 そんな人には次のように話すしかない。 「確かに、最終的には好き嫌いの感情が入るかもしれませんね。もしそうだと思うのであれば、上司に好きになってもらえるように、努力すればいいのではないでしょうか。上司はどんな人が好きだと思いますか?それは評価のいい人なんですよ。」 上司だって評価される。自分の評価にプラスになるように仕事してくれる部下は好きになるであろうし、マイナスになる部下は嫌いになるのは当たり前のこと。日ごろの付き合いは別にして、評価するときは、より公平に評価しようとするのは、上司自身のために絶対必要なことである。中途半端な評価や感情的な評価により、部下が反発して部門の業績が落ちたら自分自身マイナスになってします。部門業績をあげるためにも、より公正な評価をしようとするのは、ごく自然のことである。 年功序列時代の感情による評価をイメージしているのは、部下の方。考課者は経営環境の厳しさを認識して、必死に公正に評価しようとしている。
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74.定昇廃止企業が相次ぐ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
読売新聞(平成15年2月11日付け朝刊)によると、 「2003年春闘が12日に本格スタートするのを前に、定期昇給(定昇)制度の見直しを打ち出す企業が相次いでいる。」とのことである。 以下、抜粋−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 年齢給を廃止したり、管理職だけに導入されてきた年俸制を一般社員に広げるなど、年功序列で賃金が決まる制度を完全になくす動きが目立つ。 定昇見直しを行う企業が業績不振企業にとどまらないことからすると、多くの企業が不況下の緊急避難としてではなく、恒久的な措置として定昇改革を検討している傾向が強いようだ。
以上、抜粋−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 確かに年齢や勤続に連動して無条件に賃金が上がる制度は、おかしなものであり、それらを廃止して、仕事にかかわる賃金項目(職能給、職務給、成果給など)で対応するということが必要であろう。
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75.就職人気ランク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
毎日新聞(平成15年2月13日)によると、就職情報会社「ダイヤモンド・ビッグ社」(本社・東京)は13日、就職活動中の大学生からの調査をもとにした「就職先人気企業ランキング」を発表した。今年は総合商社の人気が上昇するなど、不況時に堅実な企業を選択しようという意志がうかがえるという。
以下、記事の抜粋−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ランキングは同社が78年から毎年発表している。今年も全国の大学3年、大学院1年生約9万人に郵送でアンケート調査した。 文系男子は、三菱商事が6年ぶりに1位に返り咲きを果たし、ベスト10に商社4社が入った。女子はJTBが5年連続の1位となったほか、相変らず航空会社やマスコミの人気が高い。 理系男子は、3年連続でソニー・トヨタ自動車・本田技研工業が上位を占めた。NTTデータは前年の41位から5位に躍進。女子は2年連続で資生堂が1位。昨年はランク外だった武田薬品工業が2位になるなど、多様な業種の企業が上位に入った。 ◇ 就職先人気企業ランキング
会社名の後の数字は、昨年のランキング。 ※は昨年のランキング上位50位以下。 これは何を意味しているのだろうか?
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