■ 言いたい放題 13 | |||
60.職業としてのパチンコ | |||
通勤途中に大きなパチンコ屋さんの前を通ったら、10人くらいの人が入り口に待っていた。朝の8時過ぎなのに、確か開店は午前10時のはず、新装開店でもないのに、こんな早くからと思っていたら、駐車場に車が続々入っていく。
関係者に聞いてみると、最近リストラの関係でにわかパチプロ(パチンコの稼ぎで生活する人)が増えているという。もしかして、リストラになった人がいつも通りパチンコ屋さんに出勤しているのでは、・・・。 パチプロは完全に自己責任の世界である。誰も助けてくれない。 そこで、「パチンコで本当に喰っていけるのか」という疑問が残るが、幸いパチンコ屋さんやパチンコメーカーの研修をしている関係で、色々と話を聞くことができたので、それらを私なりに以下にまとめてみた。
|
|||
61.パチンコの損得計算 | |||
「パチンコで本当に喰っていけるのか」という疑問が出るが、理論的には可能である。 その理由は、競輪競馬などの公営ギャンブルと比べるとわかりやすいと思う。 公営ギャンブルを運営するためにはそれなりの経費が必要であり、売上の25%がその経費に引き当てられ、その残りが配当金に回される。即ち、どんな人でも、どんな馬券を買っても、最初から25%はピンはねされるわけである。 予知能力のある人は別にして、普通の人であれば、途中勝った負けたはあるかもしれないが長期的に考えると、25%は損するということである。 パチンコ屋さんも経費がかかる。どれだけかかるかはその経営のよって違うであろうが、ここでは公営ギャンブルと同じ25%として考えてみよう。 したがって、そのよく出る台を探し出して、いつもその「よく出る台」で打てば長期的には必ず勝てるということになる。
|
|||
62.よく出る台とは | |||
ここで議題にするのは、スタート穴に玉が入り絵柄が回転して、同じ絵柄(通常3つ)が揃うと大当たりになり、2,000個程度の玉が出るという方式のパチンコ台のことである。
「よく出る台」というのは、その当たり確率が高い台ということではない。 それでは「よく出る台」はどんな台のことを言うのであろうか。 このように、大当たりの賞金が同じであれば、1回のサイコロを振る金額が安ければ勝てる、高ければ負けるということになる。(その境をボーダーラインと呼ぶ) パチンコの場合も、大当たりの出玉はある程度決まっているわけであるから、(最近はそれを絞っているお店もあるが)サイコロを振る単価を下げれば、確率的には勝てるということになる。 ここで、ボーダーラインを玉数で計算してみると、 |
|||
63.よく出る台を探す | |||
釘を読むということになるのであろうが、最近は「ネカセ」(台の傾き)なども影響するので、素人には、その微妙な変化まではそう簡単に読めないようである。 技術的なことは別のHPに譲ることにして、ここでは素人的発想で考えてみたい。 ◆ お店の選択 よく出る台とそのでない台が一つのお店に混在しているわけであるから、パチンコ台の数が多いお店の方がよく出る台の絶対数が多いことになる。 ◆ 機種の選択 基本的には、よく回転する台が一番いいのであるが、時間効率を考えると回転時間が短い、リーチ時間が短い機種がよい。 ◆ 台の選択 基本的には釘を見ることになるが、素人にはよくわからない。
|
|||
64.稼ぐための行動 | |||
◆ 基本行動
上記のように「よく出る台」を探せば、確率的に必ず勝てるわけであるから、よく出る台を見つけるための行動をすればよいことになる。 ◆ 人気店の不人気機種 同じお店でも機種によってお客がたくさんついている機種もあれば、ほとんどついていない機種もある。 長時間できない場合は最初から打たない。 出玉があって、閉店までの時間に余裕があれば、トコトン打つ。 |