■ 言いたい放題 11 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
51.ほめて育てる | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
一時、マラソンの小出監督がほめ上手ということで、話題になったことがある。そのほめ上手が高橋尚子選手を育てたという話も出ていた。
確かにそうでしょう。あれだけ厳しい(過酷な)練習を課してきるわけであるから、それに耐えている選手に対してほめるしかないでしょう。練習でも明確にタイムが出るわけであるから、指導者がとやかく言わなくても、本人は自覚する。技術的なアドバイスは必要かもしれないが、叱る必要はまったくない。逆に、その練習を乗り越えたことをほめるべきであるし、それは当たり前のことである。 ところが、世の中には厳しい練習(日ごろの行動)を課しもしないで、ただほめることがよいこと度と思っている管理者がいる。 まず、厳しい練習をするとい動機付けと習慣を作り、その上で、結果は別にしてその努力をほめる。これが一番。 いずれにしても、他人の成功例は参考にはなるが、それぞれ状況が違うので表面上の真似するだけでは、逆効果になることもある。
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52.小泉首相メルマガで釈明 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回の「田中外相更迭」を機会に、小泉メールマガジンの配信を停止した人も多いと思いますが、今日届いた、メールマガジンに「田中外相更迭」の釈明が載っていました。配信を停止した人(もともと配信を希望しない人も含めて)のために、その部分だけ掲載します。
小泉内閣メールマガジン 第32号
=========================== 2002/01/31 皆さんどう感じですか?
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53.内閣支持率46.9%に急落 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
読売新聞社が実施(1月31日と2月1日の両日)した緊急全国世論調査(電話方式)によると、小泉内閣の支持率は46・9%に急落したそうである。同内閣は、昨年4月に発足して以来、80%台半ばから70%台後半の高支持率を維持してきたが、今回、約30ポイントも下落したことになる。
今まで、景気回復が遅れても、失業率が最悪の状態になっても、平均株価が10,000円を切っても、高い内閣支持率を維持できたのは、もう少し我慢すれば、日本を変えてくれる、本当に改革してくれるという期待感があったからである。その象徴的な改革が田中外相の外務省改革であり、外交手腕には多少疑問が残っても、外務省を変えてくれるという期待があり、田中氏を支持し、内閣を支持していたわけである。 国民からみれば、機密費問題や水増し請求が組織的に行われていた外務省は「悪」である。その悪に立ち向かう田中外相にエールを送っていたわけであるし、そのようになることを見越して任命した小泉首相にもエールを送っていたたわけである。 聖域なき構造改革といっても、遅々としてすすまず、国民から見てわかりやすく、「改革で頑張っているな」と認識できるのは、唯一、田中外相の外務省改革だったわけである。 その田中外相を抵抗勢力との対立を理由に更迭してしまうようでは、今までの改革を否定しまうことになってしまう。結局は今までの自民党の手法と同じように「クビを取っておしまい」では、誰も納得しない。今までとは違うという期待でこれまで我慢して支持してきたのに、今までと同じでは、これまでの我慢はなんだったんだ、ということになる。 外務省改革の芽を自ら摘み取ってしまう小泉首相には、日本全体の構造改革はできないということがわかった国民は、もうがまんしないであろう。逆に、今まで我慢した分を上乗せして、厳しく小泉内閣を評価していくのではないだろうか。 政府首脳は「田中氏の個人的人気」による一時的な低下と楽観視しているようであるが、決して個人的人気うんぬんではないであろう。田中氏が支持を得ているのは、外務省を改革しようという強い決意がにじみ出ていたからであり、実際に孤軍奮闘していたから、その姿勢に対して支持していたわけである。お飾り大臣で、外務省と対立しなければ、これほど支持しなかったはずだ。 小泉改革(その中の一つである外務省改革)の最大の抵抗勢力が実は小泉首相であったということが、今回の支持率低下につながったと見るのが、妥当ではないであろうか。 と私は感じる。
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54.北米のためのオリンピック | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フィギュアスケートの採点疑惑報道の時から、うすうす感じていたことであるけれど、金メダルが2個になって、さらに、ショートトラックなどの不可解な判定が続くとやっぱりか、という思いがする。 これらの判定で得をしたのは、アメリカとカナダの選手。国からのプレシャー、マスコミのプレッシャーなどで地元有利になってしまったのは、わからないでもないが、オリンピックの権威を下げてしまったということも事実であろう。
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55.外務省の管理者評価項目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
外務省の管理者評価表の評価項目が明らかになった。ちょっと抽象的だけどしないよりはマシ。面接や部下からの評価も併用されるようで、その運用状況を見てみたいものである。
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