■ 言いたい放題 10 | |||
46.テロ報復、日本の対応 | |||
ニューヨークの同時多発テロに対する日本の対応について、「アメリカにどう協力するか」とか「日本として何ができるか」などの議論が、マスコミや政治の世界で行われているが、本当にそれでいいのだろうか。 日本人も20人以上が、テロという犯罪によって犠牲になっているわけであり、被害者であり、当事者である。その当事者が、協力(お手伝い)するとか、何ができるかと傍観者のように議論してよいのだろうか。当事者として主体的に「何をするのか」という観点で物事を考えるべきであり、マスコミも政治家も、当事者意識が欠如しているように思う。戦争とか報復とかという言葉に惑わされて、本筋を見失っているように思う。戦争とか報復というのはアメリカでの言い方であり、これは一つの犯罪であり、もっと冷静に対応する必要がある。 1 日本人がテロという犯罪で被害を受けた。 これが原則である。もしアメリカで小規模なテロがあり、日本人だけが被害を受けた場合、どう対応するかを考えれば、多分、上記のようになると思う。 それで、今回の場合の日本の対応であるが、 主権国家として、もっと主体性をもった議論、もっと当事者意識をもった議論・報道をしてほしいものである。 kana_3の個人的な意見
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47.携帯電話禁止 | |||
小学校から子供に携帯電話を持たせないように通達がきた。 先日の中国道の女児おき去り事件の影響らしい。 確かに、この事件には携帯電話が重要な影響を与えている。だからといって携帯電話がそのものがいけないのだろうか? 携帯電話の使い方に問題があるのであって、携帯電話そのものの問題ではそのものではない。 包丁だって傘だって、使い方を間違えれば凶器になる。 使い方を教えようとしないで、いきなり使うなというのは、教育に携わっている学校としてはあまりにも短絡的で無責任ではないだろうか。その正しい使い方を教えるということをしないで、問題のあるものは使うな!では教育の手抜きとしかいえない。 そういえば、あの事件の犯人は教師だったっけ。 教師自体が使い方を間違っているようでは、しょうがないか。なさけない。
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48.整理解雇 | |||
景気の悪化を反映してか、クビきり、解雇の話をよく聞く。 あらゆる手を打ち、会社存続のため、多くの社員の生活のため断腸の思いで、大事な社員に退職を促す経営者の気持ちは、察するには余りあるものだと思う。また、たいした努力もせず、ちょっと業績がわるくなると、安易に社員のクビをきる経営者には憤りを感じる。 いろんな経営者がいるが、ここではクビを宣告された社員について考えてみたい。 解雇された人について、被害者的な論調が多いが、ここではあえて「解雇されておめでとう」と言いたい。 クビになるのはそれなりの理由があるわけで、それはすべて自己責任のはず。 私事だが、バブル崩壊時、部下60人のうち15人をクビにしろと社長に言われて、それができずに自分が会社をやめた。(自分なりに、解雇せずに乗り切る案を持っていたが受け入れられなかった)今はそんな会社やめてよかった思っている。 今の自分は過去の自分の行動の結果であり、将来の自分は今の自分の行動が作る。
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49.教育は自己責任 | |||
先日、大手電力会社が全社員に公的資格を取得させるような教育制度を発表していた。業務には関係なく、一定リストの中から自分で選定した資格を取得すると1万円から50万円の一時金が支給され、資格取得のための受講料等はすべて会社で負担するそうである。担当者のコメントとして「資格の勉強をすることで、仕事も意欲をもって取り組んでほしい」というようなことが載っていた。
一企業の教育制度のことであるから、どのような制度であろうが関係ないことであるが、感想とし、「わざわざお金をかけて会社依存人間を作る必要もないものを。そんなお金があるならば電気料金を下げろ」と。 教育とは自己責任で行うものであり、会社が全部お膳立てして、「ハイ勉強してください」では、確かに知識や教養は身に付くかもしれないが、教育を含めてあらゆることが会社がしてくれるもの、という依存意識が増長されてしまう。 優良企業であるから、そんなことはないと思うが、今の経営環境の普通の企業であれば、教育制度ではなく、再就職支援制度のような気がする。
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50.北海道3点セット | |||
北海道には仕事で何度も行ったことがあるし、知人も多い。雄大な台地に育った彼らは、おおらかで人柄もよい。私の知っている人はみないい人である。 にもかかわらず、今、世間を騒がしている3つの悪はたまたま北海道産である。 まず、雪印。スノ−ブランドとして世界に君臨する雪印がまたも不祥事。前回は1回目であり過失という雰囲気もあり、我慢できたが、今回は、意識的にすり替え、ラベル替え。生命にかかわる食品を扱っている会社および社員とはいえない。即、閉鎖倒産が望ましい。 それから、武部農水相(北海道第12区選出衆議院議員)。狂牛病における軽率発言の連発で、さらに消費者を不安に、生産者を窮地に追い込む。本人は悪気はないのであろうが、能力不足、認識不足は明らか。大臣は即辞任し、次回の選挙には出馬しないことを望む。 最後に、鈴木宗男議員(北海道ブロック選出衆議院議員)。族議員として外務省およびNGOに圧力をかけ、そのことについては、一切、説明せず「言った、言わない」騒動を演出した。それに振り回される国会やマスコミも問題あるが、一番の原因は鈴木議員である。さらに、田中外相と刺し違えたと自負しているようでは、感覚がズレているとしか言いようがない。次回の選挙にも出馬するであろうから、ぜひ北海道民の力で落選させていいただきたい。 そういえば、昨年優勝したヤクルトの若松監督も北海道出身。よい面で頑張っている人もたくさんいる。
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