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      言いたい放題 1  
     1.HP作成の失敗に気づくまで (igros さんのご意見)  
   

 −人に見てもらうのは本当に大変だ− 
 1999.3.1にホームページをインターネット上に公開し、日々カウンタの数を拝む毎日が始まりました。主要な検索エンジンに登録を済ませ、期待に胸を膨らませていましたが、思うようにアクセス数は伸びません。友人・知人に開設のPRメールを送るがそれもつきると、”はて”と困りました。
当初の見込みの甘さを痛感させられるはめになってしまったのです。(とほほほほ) 

    ◆◆◆ 当初、私はこのように考えていた ◆◆◆
 自分は某大手企業の情報インフラ業務を担当するかたわら、インターネット/イントラネット全般の開発も手がけている為、コーディングスタイルや著作権・人権差別など表現への配慮、不用意な画像・JAVA等による重いページ、その他諸々の事柄についてある程度のスキルは兼ね備えていると思っていました。
 公開したページは著名な検索エンジンへ片っ端から登録すれば時期にアクセス数は増えるだろう。と、その程度にしか考えていなかったのです。
(かなり浅はかで自信家のようです:世間では”アホ”とも言うようですが) 

【気づいた其の一】
 http経由のアクセスが想像以上に重かったのはショックでした。頭ではGIF/JPEGが多いほど重くなることは承知していても、ページを見た人に「ダッセー」と思われるのを恐れ、だんだんと余計な修飾が多くなってしまったようです。(特に友人・知人が見にくることを考えると...)
(自己反省:エフェクト文字(GIF)の多用) 

【気づいた其の二】
 ホームページに”迫力(なんのこっちゃ?)”を付けようと商売している知人の広告バーナーを作成し貼り付けたのですが、これは何の意味があるのでしょうか?そうです。何の意味も無く(まぁ、知人に感謝される程度)アクセス速度など、足を引っ張るだけなのです。(わかってはいるんですが)
(自己反省:考え方がとにかく貧しい) 

【気づいた其の参】
 掲示板利用規則、リンク規定に関する表現、その他随所にわたり表現方法が堅苦しかったようです。当然個人のページとして公開しているわけで、それを見に来る人も圧倒的に個人を期待しているわけですが、それにしては、仰々しい表現が多かったように思えます。もっと砕けた感覚が無いと抵抗感があるようです。
(自己反省:企業の習慣が災い) 

【気づいた其の四】
 検索エンジンに片っ端から登録する中で本当に登録されたかどうかチェックしたいですよね。親切に「登録しました」メールを返してくれるサイトもありますが、 ”ロボット型を含めそのうち登録されるでしょう”が多いようです。いったい自分がどのエンジンにいつ登録したのかさっぱりわからなくなり十分なチェックが出来なくなってしまいました。色々渡り歩いているうちに、このエンジンには登録したっけ? それとも更新? ん〜、だいぶ参りました。
(自己反省:思いの他、検索エンジンが多く確認に一苦労) 

気づいた其の五】
 せっかく自分で考え作ったページ、他人に無断で盗まれたくないと考えるのが人の常ではないでしょうか。しかし、あまり過保護に走ると反感を買い易いようです。自分にとっては守るべきすばらしい情報(デザインも含む)かもしれませんが、他人にとってはそれほどの意味をなさないことの方がはるかに大きいと思います。基本的には「フリーである」が、個人ページの原理原則のような気がします。
(自己反省:おおらかな気持ちが足りなかった) 

【気づいた其の六】
 常に会社で常時LAN接続でインターネットを使っているため、個人ユーザとしては圧倒的に多いダイヤルアップ接続に対する配慮が欠けていたようです。(プロバイダ/通信 固定制は別として)もっと、構成を練る時に考えておくべきだった。
(自己反省:環境の違いを配慮) 

【気づいた其の七】
 ディレクトリ型検索エンジンに登録する際の「分類」をもう少し考える必要があったようです。同じ分類にすでに200も300も登録されていた場合、301件目の登録に意味(重要性)がどれくらいあるでしょうか? 何んらかの改善点が見出せないものでしょうか。
(自己反省:分類って何なんだろう) 

【気づいた其の八】
 ロボット型検索エンジンでは検索結果の見出しに<TITLE>タグを使うケースがほとんどのようです。つまりユーザがまず最初に判断する極めて重要な情報になると考えられます。「ブラウザのタイトルバーに表示される程度」の考えは大きな誤算でした。
(自己反省:もっと検索エンジンの特性を勉強) 

【気づいた其の九】
 メールによる問合せを”やさしく”する目的でメッシージ投稿フォームを設置しましたが受け入れられにくいようです。しょせん個人のページ、決められたフォームに入力し「送信」と言うのは抵抗感があるようです。メールと同じことなのですが...(だったら直接メールでいいじゃないか:自問自答)
(自己反省:確かに自分もブラウザから「送信」ってのは抵抗がある) 

【気づいた其の十】
 何のためにホームページを開設したのでしょうか? 何故アクセス数を増やしたいと思うのでしょうか? これには色々な考え方があると思いますが、私が行き着いた答えが、「コミュニケーション」のためと言うことです。例え多くの人が自分のページを見てくれても、素通りしたのでは全く面白味がないと気づいたのです。見てくれた方々からのリアクション(基本的にはメールになるでしょうが)、全てはそのためだと思うのです。
(自己反省:全くの勘違いだった) 

 
     2.パソコン通は出世する? 柴田 健司さんのご意見)  
   

 (ASNAL-MLへの投稿からの転載)

 「パソコン通は出世する」という新聞報道について。
 いわゆるデジタル・デバイドというやつですね。最近、この手の記事や調査をよく目にしますが、ほんとかよ?、といつも疑問に思っています。
 数字だけ見ると、たしかにコンピュータのスキルが昇進に影響し、ひいては収入にも差が出来るようにも思えます。が、ここで問題にされるコンピュータのスキルは、それほど高度なものではないはずです。
 ですから、少なくとも管理職になれる程の能力がある人にとって、コンピュータの簡単な操作を習得する事など何の問題も無いはずです。
 逆にコンピュータの操作が出来ない、あるいは憶えようとしない人は、新しい技術を習得する能力がない、あるいは困難な事を避けたがるなど、仕事そのものの能力が劣っていると考えられるのではないでしょうか。
 コンピュータのスキルがないから管理職になれない、と数字を解釈するより、仕事の能力が劣るから、コンピュータのスキルが身に付かない。
この数字は、そう解釈するほうが合理的なように、私には思えます。

 このようなステレオタイプな物の見方が横行するのは、アメリカで調査の影響があるのでしょう。なるほど確かにアメリカにおいてはデジタル・デバイドが存在します。
 収入の低い黒人やヒスパニックはPCを購入するゆとりがないためにコンピュータ・スキルを習得する機会がなく、それがさらに収入の低下を招く、という悪循環。それに対して収入に余裕のありPCの保有率が高い白人、あるいは収入にゆとりがなくても多少無理をしてでもPCを保有するアジア系は、そのスキルを活かしてより収入の高い職につく。
 そして格差がより広がっていく。そういった意味ではデジタル・デバイドは、ウェルス・デバイドなのです。

 ここまで書いて、念の為に米政府の調査
「FALLING THROUGH THENET II」
  (http://www.ntia.doc.gov/ntiahome/net2/falling.html
をチェックすると、意外な結果がありました。
 アジア系、白人のPC保有率が高く、黒人、ヒスパニックの保有率が低い、というのは間違っていませんが、収入が同じレベル同士で比べても、黒人やヒスパニックのほうが白人よりPCを持っていないという結果が載っています。
 世帯収入75,000ドル以上の高収入層で比べてもPCの普及率は白人世帯76%に対し、黒人世帯64%と、明らかに低いですね。
 うーん、これはどういうことなんでしょうか。無理に意味付けしようとすると、アファーマティブ・アクションは逆差別なんて危険な結論になりそうでやめておきますが、デジタル・デバイドが必ずしも収入の格差から生じるものではないだけに、よけい厄介なものであることは確かですね。

 複雑な背景を持つアメリカのデジタル・デバイドという現象を、そのままホモジーニアスな日本の社会にそのまま当てはめるのは無理がある、という結論でまとめようと思っていたのが、なんだかしまりのない結論になってしまいました。

 
     3.IT革命について 小澤さんのご意見)  
   

 (ASNAL-MLへの投稿からの転載)

 経営的な観点からは他の大ベテラン諸氏にお願いするとして、ちょっと技術的な観点から考えてみますね。
ここで言われている革命とは、社会的なパラダイム(規範)の変化を指すと、まず言えると思います。
通信分野で身近なものとして「電話」を考えると、人の会話を瞬時に遠方の人と成立させることができ、電話の無い時代から見ればコミニュケーションの革命が起きたと言えるでしょう。
電気も同じです。

次にITについて:
これは情報技術に関する総称です。郵政省は以前から世界情報通信革命という表現を使っていましたが、これを通信のみに留めずもっと広い範囲(応用技術など)でくくった言葉がITです。

ちょっと前置きが長くなりましたが、第1期IT革命とは情報伝達技術の革命だと私は考えています。電話は主に音声伝達技術による革命で、これの情報(つまり無形のもの全て)版と言えるでしょう。

具体的に個人の家庭で何が変わるか:
一言で言えば日常生活全てに変革をもたらします。
例えば今日の夕飯のおかずとして豚肉を買いたいとします。
普通ならスーパーに足を運んで豚肉を買いますが、この時の要素を分割すると
・豚肉を扱っているお店(値段や鮮度がキー)を探す
・お店で豚肉を選ぶ(豚肉を見分ける能力)
・レジで買いたい意思を伝える(注文)
・レジでお金を払う(対価)
・豚肉を家に運ぶ(運送)
・結果として豚肉を手に入れる
となります。

この中で情報化できないのは豚肉の物理的な運送のみ。
つまり、豚肉を扱っているお店、その中で値段の安い店、鮮度の高い店、良い豚肉の見分け方、お金の流れ、そして調理方法など、物理的な運搬以外は全て情報化が可能なのです!

今までこれらの情報は人の頭の中や書籍、ビデオといった物理的な媒体を伴っていましたが、先ほど言った情報伝達技術の進歩により、物理的な媒体を必要としなくなったわけで、これが革命と言えるでしょう。

先ほどの豚肉を買う行為をIT革命による技術に載せてみると、インターネットで自分の家の近所にある最も値段が安くて新鮮な豚肉屋を自動的に選び注文情報を送ると、夕方に豚肉が届く。お金は銀行から自動引落しになる。といった応用が考えられます。

つまり、全ての日常生活、経済活動において情報化が可能なものは、その存在場所が頭の中や書籍から、コンピュータの中、ネットワークの中に移動し、自由に活用できるようになる、という変化。つまり情報エントロピーの増大こそがIT革命と言えるでしょう。

ちょっとおもしろいお話:
「ねえ、インターネットってもうかるの? うちの会社、もうだいぶ前にインターネット入れたんだけど全然もうからないよ〜っ。どうして?」よく耳にする言葉ですよね。

これを電話に置き換えてみてください。
「ねえ、電話ってもうかるの? うちの会社、もうだいぶ前に電話入れたんだけど全然もうからないよ〜っ。どうして?」

つまりIT革命の中のインターネットのポジションは電話と同じ<単なる情報ツール>ということなのです。

参考までに:
「情報通信が牽引する社会の変革−「世界情報通信革命」の幕開け−」
http://www.mpt.go.jp/policyreports/japanese/papers/60812w03.htm

「平成11年版通信白書」
http://www.mpt.go.jp/policyreports/japanese/papers/

 
     4.ITを導入し業務効率UP! 衣笠 仁浩 さん)  
   

 (ASNAL-MLへの投稿からの転載)

 現在、現業以外、全社員がEメールアドレスを持ち、社の内外とも、情報交換に使用しています。
5年くらい前から、LAN上のメールを使っていましたので、抵抗はありません。社内・社外を意識せずに使えるので、便利になりました。社外のメールの使えない方にも、メールが送れる様、メール to FAX.サービスの導入を検討しています。

 グループウェア(GW)を導入して4ヶ月になります。
スケジュールが空いていたら、勝手にミーティングや会議を設定してよい、というルールにしているので、出張から帰ったら、会議が決まっていたりしてビックリすることもありますが、テンポが早くなりました。
 電子会議室では、改善提案を公開して、全員から意見を求めて、結論を出す、という方法をとっています。また、業務に関する議論もここで行っており、ある役員は毎日これを見るのを楽しみにしているようです。ノイズのような意見でも、それを表面化することでプラスの方向を探ることができます。ただ、全くき込みのない人がいるのが悩みです。
 パソコンが使えないわけではないので、「仕事への関心がひくいのかなぁ」と思っています。

 掲示板では一般的なお知らせの他に、バソコンやインタネットの便利な使い方情報や、クライアント側の設定指示も書き込んでいますので、ヘルプ的な役割も果たしています。

 電話メモのノートを廃止し、これもGW上に打ち込んでいます。と言っても、最低限、相手の名前さえ入力すれば、日時や自分の名前は自動的に入りますし、「電話してほしい」「また電話する」など用件の概要はクリックするだけなので、大した手間はかかりません。6月からは電話メモを携帯電話へメールで送る、ということを始めます。

 ホームページは開設後1年半になりますが、10回程度それを通じた問い合わせがあった程度で、現実的な成果はまだ少ないです。各部門から委員を出して、その委員会で内容を検討していますので、参画意識とインターネットへの関心が高まったという副産物はあります。
 顧客へのPR不足は否めませんので、請求書にPR誌を同封したりしています。HPアドレスPR用の名刺を作って配る、メルマガを発行するなど側面的なPRを検討しています。


     5.ITを導入してメールが10倍! (石井 美鈴 さん)  
   

 (ASNAL-MLへの投稿からの転載) 

 一日にお話をする人数がメールになって10倍くらいに増えました。
北海道から沖縄までの主婦のネットワークを統率できます。
WEBからのデータ分析によりよりアクセス数が増えるようになりました。
打ち合わせなどがメールにきちんと残るので管理し易いです。
東京本社と大阪営業所との情報の共有などがWEB等でやれます。
個人のデータ管理がWEBでやれて更新も自分でやってもらえます。
数社間でのミーティングなどもチャットを使ってやれます。

上げたらきりがないですー(^m^)ムフフ♪