■ 評価のQ&A 5 |
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私は、ゼミで目標管理について勉強しています。目標管理とは一体何が一番必要なのですか?(足跡を利用して、tomomiさんからの質問) 目標管理で大事なこと、必要なことを端的にいうと次のようになります。 |
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設計工数を15%ダウンという部門目標があり、個人目標も同じく設計工数15%ダウンを設定しました。半年後、個人的には目標を達成したのに、部門目標が達成できなかったからという理由で私の評価は「C」と上司から言われました。 ありません。おかしな話です。 もちろんこれは評価の段階での話であり、処遇に反映するときは、部門全体あるいは会社全体が業績が悪いのであれば、その総原資を調整することになります。 |
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成績考課が上司が与えた目標に対してであれば、目標のレベル差が出るがその調整はどうするのか?(全員の目標値が異なるのでは?) 上司は組織目標達成のために部下に目標(職務割当)を与えます。難しい仕事もあれば簡単な仕事もあるでしょう。 上司は組織目標を達成するために、部下の能力や特性、状況を勘案して、組織目標達成に最善の職務の割当を行うわけですから、それに対して達成度を見るということです。 例外的に、能力開発を目的に敢えて難しい目標を与えたり、組織の都合上、上位等級相当の目標を設定せざるを得ない場合は、「チャレンジプラスワン」を適用して、上方修正します。 |
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考課者と被考課者が違う事業所に在籍しており、普段の行動が見えない場合、どのように評価すればよいのかわからない。(子会社出向、研究機関への出向、事業所をまたぐ所属、他部署への派遣) 評価のために仕事をしているわけではありませんから、特別にチェックするとかの必要はありませんが、通常業務の中で仕事振りをよくみておく努力は必要です。そしてその中知りえた事実で評価することになります。 成績考課は、目標(与えた仕事)の達成度を見るわけですから、離れていても結果を見ればわかります。 仕事の結果を見れば成績考課ができ、また、その結果になったのは何か理由があるはずです。その点を確認すれば、能力考課なり情意考課なりが判断できます。 |
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人事考課でAをつけたのに 昇給や賞与ではBになって、部下にフィードバックした内容とことなり返答に困ってしまった。おかしくないか。 人事考課をするということと、昇給や賞与の査定を決めるということは別問題です。人事考課は半年間上司が部下の仕事振りを見て、よかった点悪かった点を確認し、本人に伝えるとともに今後の育成に活かしていこう、あるいは今後の仕事の与え方に反映しようということです。その点を伝えればよいわけです。賞与の評価や昇給の評価は1次考課者が考課した時点ではわかりません。2次考課もあれば、相対区分もあります。 人事考課するときは絶対考課で行いますが、処遇に活用するときは目的に応じて「絶対区分と相対区分」に分けて活用します。考課者は人事考課をするということと、処遇に活用するということは別の問題であると考える必要があります。(育成のための人事考課) 絶対区分と相対区分のちがい
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